07/25のツイートまとめ

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楚の国に和氏(かし)という者が、山中で璞玉を得て、厲王に献上した。厲王は玉を磨く職人に鑑定させた。すると職人は、ただの石だと言った。厲王は和氏が自分を騙したと思って、和氏を罰して左足のすじを切る刑を与えた。 #和氏 #韓非子
07-25 21:35

厲王が死に、武王が即位したとき、和氏は再び璞玉を武王に献上した。武王は玉を磨く職人に鑑定させたが、やはり職人はただの石だと言った。武王もまた和氏が自分を騙したと思って、和氏を罰して右足のすじを切る刑を与えた。 #和氏 #韓非子
07-25 21:40

武王が死に、文王が即位した。和氏は其の璞玉を胸に抱き、楚山の麓で号泣した。三日三晩泣き続け、涙は枯れ果て、続いて血の涙まで流した。 #和氏 #韓非子
07-25 21:46

文王はこれを聞き、その理由を尋ねさせた。世の中、足斬りの刑にあう者は多い。どうしてそんなに慟哭するほど悲しむのか、と。和氏は答えた。私は足斬りの刑にあったことを悲しんでいるのではありません。 #和氏 #韓非子
07-25 21:52

あの宝石を石だと言われ、自分は正直者なのに嘘つき呼ばわりされたとを悲しんでいるのです。それがこの悲しみの理由なのです、と。王は職人に璞玉を磨かせた。すると立派な宝石であった。そしてこれは和氏の壁と名付けられた。 #和氏 #韓非子
07-25 21:58

そもそも珠玉は君主の欲しがるものである。和氏の献上した璞玉がまだ美玉ではなかったからと言って、君主の害とはならない。それでもなお、両足を斬られて初めて実は宝石であったことが分かった。宝石だということが分かるまでには、これほどまでに難しいことなのだ。 #和氏 #韓非子
07-25 22:05

今、君主にとって法術は和氏の壁を求めるほど急いではいない。しかも法術は群臣や民たちの私的な悪事を取り締まるものである。ならば法術の士が死刑にされないのは、まだ帝王の璞玉というべき法術を献じていないだけだ。 #和氏 #韓非子
07-25 22:41

君主が術を用いれば、重臣は好き勝手に判断を下すことはできなくなり、側近は君主の権勢を利用して私利を貪ることはできなくなる。役人が正しく法を執行すれば、庶民は農業に従事し、遊士は戦場に赴くようになる。 #和氏 #韓非子
07-25 22:46

法術というものは、私欲を満たせなくなるので群臣や民たちにとっては災いとなる。君主が重臣の意見に反し、民の非難を越えて、法術の論理に同調するのでなければ、法術の士がたとえ命を落とすことになっても、法術の論理は評価されないのである。 #和氏 #韓非子
07-25 22:52

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プロフィール

韓非子 集中講義 石川 武志

Author:韓非子 集中講義 石川 武志
東洋大学中国哲学文学科に学ぶ。
中国学を志して、およそ20年。
専門は韓非子を中心に、古代中国における諸子百家の思想、哲学。
春秋戦国時代の法家、韓非子の翻訳、研究と解説。
韓非子集中講義主宰。

通背拳の伝承、指導。
日本白猿通背拳研究会を設立。

儒学者、近藤篤山の研究。
第二十四号 論語指導士
(論語教育普及機構認定)
http://p-kies.net/rongo/#r1/

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